pino-milkのブログ 〜日々そこはかとなし〜

趣味は人間観察。令和の吉田兼好と呼ばれたい。

唐突だけど醤油について語りたい

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もう20年以上も前の話。

結婚するまで実家暮らしだった私は醤油のことなんて考えたこともなかった。メーカーによってこんなにも味が違うなんて…。醤油選び一つで料理全体の味付けが左右されることになるなんて、全く気にせずにぬくぬくと育ってきました。

 

私あるあるなんだけど、結構いろんなことに気づくのが遅い💦多分、周りの友人たちはだいぶ前に気づいてたりする。例えば私が自分で経験して体感して理屈を紐解いて「なるほど〜!」となった事案を世紀の大発見のように周囲の人に興奮気味に発表するも「まー、そうだね。それがどうしたと?」という反応で、私の興奮は肩すかしに終わることが多い。でも何より言えることは自分で気づいた理論があるのと無いのでは説得力が違う!……と思う💦

この醤油の話もその類いの話なので、ま、適当に読み流してください😅

 

結婚して1年ちょっとは夫の実家に同居していたこともあり、嫁いだ家にはニビシ醤油と伯母が持ってくるダシ醤油的なモノがあった。基本的に私は今でもレシピ本を見ないと料理を作れないので、目分量とかあり得ないし、余計な味付けしてあるダシ醤油を使いこなせるわけもなく…💦淡々と料理にはニビシ醤油を使い続け、普通にお醤油切れちゃったから買っとかなきゃ!って、スーパーで特売だったキッコーマンの醤油を買ってみた。全国区のメジャーなメーカーだし、なんの躊躇もなく………ん?普段と同じようにレシピ本どおりに料理したのに…全然、味がちがう!しょっぱい😭😭😭なんで〜〜〜!!

 

この時、生まれて初めて、地域によってお醤油の味が違うことを知ったのです。齢26歳の冬でした。

 

そっか〜、ニビシも福岡県古賀市の会社だもんね。地元の味だから違和感なく使えてたんだろうね。ナットク!

 


 

 

それで私の実家のお醤油もチェックしたら、実家は富士甚(フジジン)でした。このお醤油も大分県臼杵市のお醤油で、私の母親は大分出身の人なのでなるほどね〜、とナットク!

 


 

 

ニビシも富士甚も九州人の私や夫の味覚に合ってて、とっても料理に使いやすい味。通ってたスーパーにもよるんだけど、若干、富士甚の方がお値段が安かったこともあって、そこからずっと20年近く我が家の定番醤油として我が家の戸棚に鎮座しておりました。

 

ひとくちに九州の醤油と言ってもやっぱり味が違って、福岡の街中(福岡市中央区大名)に本社工場があるジョーキュウ醤油とか佐賀県唐津市の宮島醤油も地元の醸造所なんだけど、やっぱり小さい時から慣れ親しんでいる味ではなかったんですよね。いや、コレは醸造所のせいではなくて私たちの親世代から続く家庭の味のせいですけどね。

 

そんなとき(?)とある別の角度からの情報が…。

 

今から8年くらい前、初めて1人で東京出張して帰ってきた日の夜、安住紳一郎さんと東京バスデートをしてる夢を見ました。TBSアナウンサーの安住アナです。私の脳みそは多分とっても安直な脳みそで…自分の脳みそながら恥ずかしい💦丸の内でビシッとスーツを着こなしているサラリーマンをたくさん見ちゃったからでしょうか???スーツのサラリーマン=安住さんという構図ですね😅もう、私のDDぶり炸裂です!

 

それでそこから時折、安住さんのラジオ『日曜天国』をPodcastで聴いたりしてたんですが、安住さんといえば言わずと知れた『醤油マニア』。

ワイン好きの人がテイスティングノートを作るように、安住さんはワインのラベルブックを利用して日本全国の醤油ラベルをコレクションしており、ラベルとともにその醤油を味わった場所や食べ物を詳細に記しているという変態ぶり。

例:「Tasted at(どこで飲みましたか?):日航ホテル長崎」

例:「Served with(何と一緒に食べましたか?):冷や奴」

 

その安住さんが「醤油始めたいなぁと思ったらこの辺りからいくといいですよ」と富士甚を推してました‼️

 

ほら❗️やっぱり‼️私の目に狂いはなかった。

富士甚の醤油はクセがなくて使いやすいんですよ。もう、この一件で、なんか私も自分の味覚に自信持っちゃったよ。安住さんは神です。醤油神です。神からお墨付き貰えちゃった😊

 

だけど…そもそも「醤油始める」って何???

そんな言葉聞いたことない…

 

 

まだまだ醤油について語りたいけど、長くなっちゃったんで今日はこの辺で👋