今週末は父の日。
その目前の日程での夫の誕生日。
これまでコレといってプレゼントを用意してこなかった娘が、初バイト代でパパにプレゼントを買ってました。
…が、晩ごはんタイムになっても渡す風でもなく…コソコソ聞いてみました。
「え?渡さんの?」
「うん、父の日に渡すの!」
ということで、まだナイショらしいです。
さて、そんな1日を振り返ってみます。
当日、夫と私はランチに出かけようと目論んでいて、2人とも休暇です。
朝。1限目から授業がある娘を学校まで車で送ってあげます、夫が。
優しいですね〜。
その間、私は出かける準備をしつつお洗濯。
!!
洗濯機の中に、娘が勝手にちいかわをうじゃうじゃ入れてたみたいです。
うす汚れて『くろかわ』だったのが、やっと『ちいかわ』に戻れたみたいです。耳はさんでゴメンナサイ💦
ホントはね、佐賀にあるソーセージ工房に行こうとしてたんです。
G.W.にバタバタと吉野ヶ里に行った帰りにも立ち寄ったんですけど、ビール好きな夫のために今度は私がハンドルキーパーになってゆっくりランチを楽しもうと企ててたんですが…前日、気づいちゃったんです。
明日はお店がお休みなんだね…💧
ハムやソーセージはもちろん、午前中に売り切れちゃうというビーフジャーキーも絶品で、焼きたてのドイツパンで作るホットドッグやサンドウィッチとの再会を、この1ヶ月間期待してたのに…願い叶わず💧
↓バタバタと吉野ヶ里までドライブした経緯はココに。
計画は振り出しに戻りました。
さて、どこに行こう?
夫:いい雰囲気のカレー屋さんを見つけた!
ええ〜っ!
お祝いランチがカレーでいいんですか???
まあ…あなたのお誕生日なので、あなたが食べたいものがイチバンなんですけどね。
でも私は、会社の後輩に「ソーセージを買ってきてあげる!」って言っちゃったんだよね〜💦
夫:ソーセージなら他の店で買えばいいやん?
確かにシュテファンも気にはなってたんだけどね。
前に近所の囲炉裏焼き屋さんで、ジビエの肉をシュテファンでソーセージにしてもらっているのを食べたことがあって、確かに美味しかった記憶はあります。
では、今回はそれで。
まず、ソーセージを購入してから夫が「気になる」というカレー屋さんへ。
あら、ビックリ!
カレー屋さんと聞いててナメてました。フレンチのような落ち着いた店内。平日の昼間とあってお客様も奥様方が多かったです。大きな赤いカーテンで各テーブルを仕切ってあって個室のようにしてあります。赤いカーテンのイメージがツインピークス(古い?)を彷彿とさせる…。
平日限定のランチ『2色選べるセレクトセット』を注文しました。
シーフードサラダとかぼちゃスープ。
シーフードしっかり入ってます。エビ、イカ、サーモン、ホタテ…野菜もカラフルだし、ハーブやスパイスも効いてて、サラダといえども手抜きナシ。かぼちゃのスープもちっちゃな器(エスプレッソ用か?)でしたが、すんごい濃厚で、この量で納得。
そうそう、器にもこだわりがあるんだろうな〜ってのが分かります。有田焼なのかな?
もともと佐賀にある有名なお店の2号店らしくて、佐賀の和紅茶も多数揃えているとメニュー表に書いてました。
さ、そろそろメインのカレーかしら?
ど、ど、ど、どういうことちゃむ???
いかん、んぽちゃむ語が出てしまうほど、ご飯が少ない💦
すぐにおかわり用のご飯が運ばれてきました。
バターライスのおかわり自由ですって。
いや、なんで???
なんのために?
コレがこの店のスタイルらしくて、皆さん普通に受け入れてらっしゃる…。
カレーが運ばれてきて、いざ実食!
夫は定番の欧風ビーフカレーと辛口ジャワカレー。
欧風ビーフカレーはお肉ホロホロで甘味があってビーフシチューのよう。でも最後にピリッと辛さが残る。グリーンカレーはココナッツミルクのまろやかさの中に塩味が効いててチキンとタケノコの食感でずっと食べていたくなる感じ。
ちょっと待って!
カレーの概念が変わりましたよ。
お祝いランチがカレーでいいの?って言ったこと、謝ります。ゴメンナサイ。
この店のカレーは、おもてなしの心を込めたしっかり品があるカレーです。
食べながら心の中で、固定概念にとらわれていた私のカレーに対する想いを詫びつつ、しかし最初のご飯の量の謎がどうしても分からず頭の中も大忙し状態です。
結局、ご飯もおかわりしてカレーライスでお腹いっぱいになったうえに、ガトーショコラでフィニッシュです。
ごちそうさまでした✨✨
どおしてもご飯の量の謎が知りたくて、調べました。そしたら佐賀にある親店舗『欧風カレー白山文雅』が1月に『ナニコレ珍百景』に登場していたらしく、その取材で店主が
カレーをフランス料理のように上品に食べてもらいたいと考え、温かいライスを冷めないうちに少しずつ食べて欲しいため、先代が40年ほど前から大皿にライスを少しだけのせて提供している。
と語っていたという記事にたどり着きました。
なるほど〜。
そんな意図だったとはつゆ知らず、夫と私は、結構、ガサっと皿にご飯を追加して食べていたので反省。次回お邪魔することがあればできるだけ上品に食べるよう心掛けます。
しかも美味しすぎて食べるのに夢中になって、途中で舌の側面をガツっと噛んじゃってるし。上品とはかけ離れた食べっぷりだったと想像していただけると思います。わんぱくだな💦
さて、店を出た後、満腹気味な私たちは
「お腹いっぱいやね。」
「もう晩ごはんは要らないよね?」
「サラダだけでいいんじゃない?」
あいことばのように繰り返してました。
実は、朝、夫が娘を学校に連れていく前に、晩ご飯はどうする?っていう会話をしていたんです。その時に
「ゴーヤチャンプルが食べたい!」
「ママが作るゴーヤチャンプル」
と言われて、え?ってなってたんです。
あまり私の手料理に期待されたことがないため(私自身は自分で作った料理は好きなんですけどね)、いつも「作らなくていいよ。買ってきたほうが安くて美味しいんじゃない?」的なことを夫から言われてたんです。
それなのに、私の手料理をリクエストですか?
…でも、続きがありました。
「ゴーヤは業務スーパーの冷凍のスライスしたヤツで作ってみてよ」
そんなのがあるの?
「ママが作るゴーヤチャンプル、だって苦いっちゃもん」
遠く洗面台の方から娘が「そうそう!」と相槌うってました。
は?ゴーヤなんて苦いのがいいんじゃない!
多少苦い方が噛みしめながら「ビタミンを体に取り込んでるんだぁ〜」って実感できるってもんよ。
と思いましたが、今日ばかりはお誕生日BOY(オジさん?)の言うとおりにしておこうと、反論したいのをグッと堪えました。エライ?
そして夫は娘を送り届けたその足で1人業務スーパーに買い出しに行ってました。その手には冷凍ゴーヤと冷凍焼き鳥30本!
コレを夫専用の焼鳥用卓上カセットコンロで焼くんだと…
そんなもんだからソーセージ屋さんに行っても、今回はボイルソーセージではなく焼きソーセージばかりを選んでましたね。
でも、カレーを存分に堪能した私たちは口々に
「もう、夜はゴーヤ要らないね」
という結論に。
でも、焼き鳥とソーセージはどうしても焼きたいらしい…。
夜、いそいそとキッチンでビール片手に焼き鳥を焼いている夫の姿を娘が見て
「なんでパパ、誕生日なのに晩ごはん作りよると?いいと?」
と私にこっそり聞いてきました。
うん?本人がいいならいいんじゃない?
私もなんで?って思うけどさ…
としか言えませんが💧
そうそう、シュテファンで購入したぐるぐる焼きソーセージ(トグロを巻いた蛇のような形)、旨味がギュッと詰まってて美味しかったです。パパの焼き方も良かったのかな?
働き者の夫に幸あれ!!