pino-milkのブログ 〜日々そこはかとなし〜

趣味は人間観察。令和の吉田兼好と呼ばれたい。

副反応にビビりまくるファイザー1回目

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やっとですよ。昨日、コロナワクチン1回目。

ワクチン接種を終えた身の周りの人たちからは副反応の話を特段聞いたことなかったんですが、ネットの書き込みやワイドショーなんかでリアリティ溢れる詳細な副反応レポートが紹介されていて、かなりドキドキ…コワイんですけど💦

 

ビビり過ぎて、ウチのマンション出たところで、知らないマンション住人親子の目の前で、雨の中すっ転ぶという…恥ずかしさの極み💦雨でびしょ濡れだし履いてたワイドパンツは破けるし、両膝は血まみれになるという大惨事。すぐ家に戻り服を着替えて、両膝に絆創膏を貼り、再度、駐車場で待つ夫の車へ。夫はめちゃくちゃ呆れてましたね。恥ずかしさのあまり、

「でもさ💦すぐ着替えに戻れたけん、転んだのがココでよかったかも?」

と、言おうものなら

「いや…言うてもまだ駐車場やし。まだ、出かける前やし。もぉ、なんしよ〜と?」

ああ、もうそれ以上言わないでください。幸先悪すぎます⤵️⤵️⤵️

 

さて、地元の総合病院で受付を済ませて待合室で順番がくるのを待っている間、不安を隠しきれずソワソワしてたら急にあるエピソードを思い出しました。それは今年の1月か2月にネットニュースで見かけた大江千里さんがN.Y.で一足先にコロナワクチン接種をしたという記事。『接種後、昨日までの自分とは違う、何か希望の光が見えた』とかなんとか…そうだ!その記事をもう一度読んで自分を奮い立たせよう!……と。

 

大江千里さんは1980年代〜1990年代にシンガーソングライターとして活躍した方で、『十人十色』や『格好悪いふられ方』などのヒット曲を生み出しました。最近でいうと映画『言の葉の庭』エンディングで秦基博さんがカバーした『Rain』は大江千里さんの曲です。(さらにそれを藤井風さんがカバーした『Rain』がサイコーにかっこよかったので↓)

 

しかし2008年、47歳の時に日本のポップス界での成功を捨てて、ジャズピアニストになるべくN.Y.の音楽大学に単身留学してしまいました。卒業後は自らレーベルを立ち上げジャズピアニストとしてN.Y.で活動されています。

パンデミック真っ只中であったN.Y.の様子や、それを乗り越えようとする人々の営みや、ワクチン接種が進んだ後の街の様子などを感じたままにインタビューに応えている記事を見かけました。大江千里さんの曲って旋律もモチロン惹かれるんですが歌詞に使われている言葉の表現力がオシャレで、ワタシは学生時代から憧れていたんですよね。そんな大江さんが語るN.Y.生活のエピソードはイキイキとしていて、こんな不安と絶望の中にいても希望を見いだせる心強さがあって「まだまだ捨てたものじゃないな」と思わせてくれます。

 

ステイホームの最中、夕方になると外から音が聞こえてくるのでドアを開けてみると、家に24時間こもっていた人たちが、窓を開けて、みんなで歌を歌って拍手をして、医療従事者に感謝してそれを轟かせていたんです。

僕も一緒になって声をあげたり手を振ったりすると、向こうも僕がやめるまでずっと手を振り続けてくれる。だから20分くらいずっとどっちかが辞めない限りそれは続くわけです。お互いに「安全に」「気をつけて」「また明日」って交わし合いながら。

 

『tayorini』“ 大江千里さんの「手放す勇気」40代で日本での成功を捨て、60代で固定概念を捨てた”より

 

 

大江千里 ワクチン ” で検索……え???

 

NY在住の大江千里、モデルナ製ワクチン接種後に副反応? 体調が急変し失神した[Newsweek日本版]

モデルナ社のコロナワクチンを接種した大江千里氏。2度目を接種して数時間後に異変が訪れた。モデルナワクチンのアナフィラキシーショックは40万人に1人とされる。大江氏自身がつづった、壮絶のワクチン体験

 

 

ええーっ!

ナニ?

ワタシが以前目にした記事の後日談があったの?

 

マジか…落ち着くどころか、余計に不安……💦

6時間後に接種した方の腕に激痛が走り、反対側の腕も上がらなくなって、そのうち(その2時間後くらい)全身が痛くなって息が苦しくなった…さらにその1時間半後には急激に悪化。

全身が痛み、ゾクゾクするのになぜか熱い。心臓をわしづかみにされるようで、呼吸もさっきよりも苦しくなる。知らない何かに身体を乗っ取られた感覚がして、僕は直感でやばいと思いマネージャーにメールをするが、彼女からの返事が来るまでの数秒の間に自分の黒目が動かせなくなる。

今まで一度も経験したことのない症状だ。心じゃひたすら「絶対に生きる」と唱えて、そのまま気を失った。

 

 

コワイコワイコワイ……

 

その翌日も熱が上がったり下がったりで、5日経っても身体がキツかったと…。

 

うわうわうわ…このタイミングで読む記事じゃなかったよ💦せめてもの救いはワタシの場合、モデルナじゃなくてファイザーだし…。

 

そして3回目の追加接種に対しての大江氏のコメントが微妙な感じで、ワタシの背中を押してくれているようにも感じるし、なんか騙されてるようにも感じるしで。

 

では3カ月が過ぎた後、僕はもう一度コロナワクチンの接種を受けるか? うーん、受ける。僕は科学を信じる。ただ、受けるも受けないも個人の自由で、どちらも同じように尊重されるべきだ。

コロナとの戦いで、このワクチンの成果がどれほどのものなのか誰にもわからない。しかしワクチンを打たなければ現状は変わらない。可能性に賭ける、その症例が集まって次の信頼性につながる。未来は用意されたものではなく、僕たちで作るものだからだ。世界は変わる、僕はそう思う。

 

うーん💦かなり壮絶なアナフィラキシー症状を体験してると思うんだけど、それでも「未来のために」と、そう思える千里さんってやっぱスゴイよ。一度、全てを捨てて47歳で異国の地でゼロスタートした人だからそう言えるんだろうね…。

 

 

待合室でぐるぐる大江千里について考えてたら、順番きました。診察室に入ります。

 

淡々と質問された後、即、ブスっ!

30分でセットしてあるタイマーを渡されて、「そのタイマー終わるまで帰らないでね」と忙しなく告げられ診察室を後にした(というか、追い出された感が強いが💦)

 

うーん…先入観からか?打ったとこが痛い…気がする。

 

 

 

ワクチン接種の不安から現在の大江千里の話に集中してしまいましたが、更に続けます。

 

パンデミックという大きな変化に直面したとき、プライドや過去の手法にこだわっているとどんどん生き残れなくなってしまう、長い間かたくなに信じてきた「こうあるべきだ」みたいなコンセプトはいったん壊れてもいいんじゃないかと思ったそうです。

これまではスタジオに集まって数回リハをして、その後「せーの!」の1発撮りで作り上げるのがジャズだと信じてやってきたけど、ステイホームの限られた環境を逆手にとって何か面白いものができないか考えた結果、PCの中のソフトの音で全部の楽器を自分の指で弾いて録音するのはどうだろうかと思いついたそうです。そうやって生まれた“ 宅録ジャズ ”が『Out of Chaos』です。

 

いかん…一つの画面に大江千里が何人もいる……いま、予習中の『おそ松さん』に見えてきた💦

そうじゃない、そうじゃない……新しいことへの前向きな挑戦です。

 

 

 

そしてワタシの左手、ずーっと鈍〜く痛いままです。予防接種でこんなに注射打ったところが痛くなるのは初めてです。約1ヶ月後予定の2回目接種が今から恐ろしいです。