pino-milkのブログ 〜日々そこはかとなし〜

趣味は人間観察。令和の吉田兼好と呼ばれたい。

2020年度ふるさと納税の答え合わせ

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毎年6月の給与明細には今年度の市県民税決定・変更通知書が同封されています。コレで私の昨年の行い(ふるさと納税額)の答え合わせを……とワクワクしながら開封

 

えっ?

今年もこんなに毎月、給与から引かれちゃうの?

 

納付額の欄に、毎月2万円弱の数字が…。

 

なんでなんでなんで???

ふるさと納税分の控除、間違ってない?

 

……合ってるねー。

 

ウチの会社の場合、備考欄や摘要欄には

『税額控除額欄は寄附金税額控除額を含みます。』

とだけ記載があり、税額欄の中の

『市民税税額控除額』と『県民税税額控除額』

を足した額を、自分が寄付した額と照らし合わせて確認します。他にも生命保険料控除とか含まれてるから、ズバリの寄附金額との合致はしないですけど、ふんわりと合ってんなってことはわかります。

 

んー、寄付額が足りなかったのか???

 

年収がじわっと上がってる認識は自分でもあったんですが、ふるさと納税サイトの限度額シミュレーションの寄付額は、細かな個人的な他の控除と相まったら限度額ギリギリまで寄付するのは危険だな…とあまり信用してなくて💦にしても住民税高すぎ💢

 

そこで、今回の決定通知書に記載されている所得や所得控除の額をシミュレーションに入力してみると…私の昨年の限度額は、実際に寄付した額の2.36倍の金額だったことが判明しました。

 

……うわうわうわ、完全にチキっちゃったよ💦

 

 

自分のチキンぶりに、かなりショックです。

 

あんなに他人に向かって得意げに

 

「え?!ふるさと納税やってないの?

 もったいなーい。やった方がいいよぉ〜!」

 

と勧めてたのに…自分が全然足りてないし。

恥ずかしい💦

 

 

そもそも会社員の給与って引かれモノ多すぎて、年収上がっても気づかないんですけど💢

正確に言えば、「給与明細を見てるから基本給が上がってるのはわかるんだけど、社会保険料や住民税といった引かれモノ多すぎて手取り額が増えてる実感がしない」ということ。

 

クソ政府が簡単に引き去りできるところから先に搾取していくからね💢

 

1.むかーしむかし(平成15年?)社会保険料の徴収方法が総報酬制に変わり、賞与に対しての掛け率が1%から標準報酬月額に基づいた掛け率に変わりました。当然、賞与の手取り額が大幅に減少しました。あの衝撃たるや…今でも覚えてるくらい。

 

2.そして平成19年、地方分権を進めるため、国税(所得税)から地方税(住民税)への税源移譲をスタートさせました。国税庁のHPでは

 

この税源移譲によって、ほとんどの方は、
所得税が平成19年1月から減り、
住民税は平成19年6月から増える
こととなりました。
税金の移し替えなので、所得税と住民税とを合わせた税負担が変わることは基本的にありません。
(注) 景気回復のための定率減税措置がとられなくなったことや、皆さんの収入の増減など、別の要因により、実際の負担額は変わりますので、ご留意ください。

 

 

と、記載がありました。

『変わりません』と言いながら注釈で『定率減税措置がとられない』ってことは、結局は税金額変わるんじゃん、詐欺師め!

…はい。取り乱しましたが、これが私の第2の衝撃でした。

 

所得税って会社員は年末調整での逆転チャンスがあるから、まだ年末までワクワク感(?)があるんだけど、住民税って昨年度の確定した収入に対しての税金だから逆転チャンスというワクワク感ゼロだと思うんですよね。その住民税をどうにかして減らしたい…。そのためだけに個人年金保険にも入ったくらい、当時の私の『住民税節税問題』は熱かったですね。

 

そんな私が『ふるさと納税』っていうステキなシステムを放っておくわけないじゃないですか?!

あの“ワクワク感ゼロの住民税”を減らすことができるんですよ?すぐに飛びつきましたね。

 

んー、でも、全然足りてなかったか……

 

確かに、このステキなシステムに飛びついたのは2015年…この時の私は契約社員。この5年あまりの間でいろいろあって、壮絶な葛藤の中、年収も上がったしなー。寄付額は見直さないといけないですね💦

 

でもなー、シミュレーションを鵜呑みにするのはコワイんですよねー。このコロナ禍で不安定な経済状態で、年収が昨年以上とも限らないですよね…💦

ってことで、2021年度は昨年の1.8倍くらいの寄附金を目指そうかな…あ、やっぱ私はチキンです🐓