pino-milkのブログ 〜日々そこはかとなし〜

趣味は人間観察。令和の吉田兼好と呼ばれたい。

今月は『めめ大渋滞』

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ご無沙汰しております。

ブログに書きたいことはちょこちょこ出てくるのに、何かと理由をつけて後回しにしてしまっています。ネタ切れではありません。ただのおサボり💦

娘の高校受験の話を書こうとしてましたが、記憶を辿っていくとなかなかのボリュームになりそうで…ただいま、熟成中。いつか必ず!

 

 

そして連日、Snow Man目黒蓮さん(めめ)の活躍を聞かない日がない今日この頃。

録画していたドラマも、私がまだ目にしてなくても大体のことをネット情報で知ってしまう。まぁ、こちとらネタバレオッケーなのでイイんですけどね。心の準備もできるし。何の???

というか、娘が勝手に言ってくる。

「あれ、ヤバいもん⤴️」

だから、何が???

「めっちゃ、泣いた!」

とか。

だから、まだ見てないんだってばぁ〜💢

そしてドラマ劇中に流れている音楽を歌いだす。

た〜ら

たららら〜

たららら〜

ら〜ら〜ら〜〜〜らららら〜

ムードぶち壊し💢💢💢

 

 

でも私、実は…『silent』では泣いたことなくて…紬ちゃんに共感できず。

それ、わざわざ言わんでよくない?

 

は?自分に言いきかせてるだけでしょ?

っていうね。

感極まった想くん(めめ)の芝居は、毎回、息を飲んでしまいますが。

音って不意に反応しちゃうことあるのに、聞こえてるのに聞こえない役に徹底していて微妙な表情とかすごいなぁ〜、って。桃野さん役の夏帆さんもだけどさ。

多分、私の『silent』の楽しみ方は世間一般の盛り上がり方とは違うんだと思います。

 

 

さて、本題。

やっと映画『月の満ち欠け』を観てきました。個人的感想を…ネタバレありです。でも原作を読んだり、予告をみたり、他の方の口コミを読んだり…といった予習を全くせずに映画館に向かったのであらすじを語れるほど覚えておらず、所々に抱いた個人的感想です。

 

まず、年代が次々と字幕で出てくるものの、覚えてられない💦し、それぞれの年齢をとっさに計算できない…💦帰りながら一生懸命考えつつ…え?いろいろと矛盾がないか?!

 

・1980年代(81年?)

小山内(大泉洋)と梢(柴咲コウ)が結婚。

三角(めめ)と正木瑠璃(有村架純)が出会う。

 

・1988年?

小山内と梢の娘・瑠璃(7歳)が謎の高熱を出す。

回復後、アキラくんに会うために高田馬場にあるレコードショップへ1人で出かける。

 

・1999年

小山内と梢の娘・瑠璃が高校3年生。

梢と瑠璃が交通事故に遭い亡くなる。

 

・2000年?

三角が小山内を青森まで訪ねてくる。

 

・2007年

娘の瑠璃の親友・緑坂ゆい(伊藤沙莉)が青森に小山内を訪ねてくる。

瑠璃が描いたある一枚の肖像画を探して欲しいと依頼する。

その1ヶ月後、小山内はその肖像画を持参し、東京のホテルのラウンジでゆいとゆいの娘・るり(7歳)に会う。

 

 

とりあえず大まかに時系列を整えてみました。

そもそも生まれ変わりって言ってますが、どの時点から???

生まれる前にお母さんの夢に出てきて「私の名前は瑠璃。『瑠璃も玻璃も照らせば光る』の瑠璃よ。」と告げた時から?

それとも7歳の時に謎の高熱を出してから?

回復後に、小山内瑠璃も緑坂るりも人格が変わったようになる。正木瑠璃の記憶とともに生きているかのように…。

え?それって憑依じゃん?!

いや、怖いよ…ホラーじゃん!

本来の小山内瑠璃と緑坂るりの人格はどこ行った?

というか正木瑠璃の執念が怖い…。

最終的には梢も…ゆいが録画した映像の中で「執念深い女だって思われたくないから秘密ね」っていたずらっぽく言ってたけど、充分、執念深いよ。

女って怖い!

この感想に尽きます。

 

「あなたの娘の瑠璃さんは正木瑠璃さんの生まれ変わりです」

って告げられても受け入れられない小山内(大泉)さんの反応は正解。

易々とその状況を受け入れて、淡々と説明しているゆい(伊藤)さんが私には全くわからない💦

だし、ゆいさん、高校卒業後すぐにその子(緑坂るり)を産んだ設定。なのに服装とか、お金持ちっぽくて、てっきり随分年数が経ってからの設定かと思って見てたから、帰路に着きながら時系列で整理した後でその矛盾に気づく💦よっぽど財力のあるご家庭のお嬢さんだったんだ…?え?でも10代で赤ちゃん産んだんだ?と、余計に混乱。コレ、設定に無理ない???

 

いくら生前にかなわなかった恋だからって2回も生まれ変わり?憑依?しちゃう正木瑠璃の執念に引きつつも、有村架純さんはやっぱりカワイイ…。女性の私が見てもカワイイ…って、多分、私の場合は中身が半分オッサン化してますが。

かわいすぎて『年上の人妻』ってセリフで出てくるまでは、全く設定が分かりませんでした。

でもこういう人って居そうですよね。美人であるが故に現状では満足できない…不倫しちゃう。夫のDVって、だからって何してもいいわけではないんだけどね。夫の正木竜之介(田中圭)もだけど、夫婦2人とも執念深い似た者同士じゃん!ま〜、他人を巻き込んじゃって、迷惑な話だよ。

 

そして問題のめめとのベッドシーンですが…なるほど……。

もう、半ば自暴自棄で一夜限りの…って展開のシーンなんだろうなと私は解釈していましたが、後で他の方の口コミや感想を読んでいたら「プラトニックであれば、生まれ変わってでも会いたいっていう純粋な気持ちが伝わるのに、これではただの不倫です。ベッドシーンは不要だったのでは?」という意見もあって、なるほどな〜と思いました。不倫だから、余計に正木瑠璃の執念深さに私も心のどこかで引いてしまったのかもですね。

 

でもね、オッサン目線で見てしまって、パンツ姿のめめより有村架純さんの下着姿に目が行ってしまいまして💦有村さんって、女性から見ても程よく肉感的というか…ちょっとエロい。監督はただ単にこれを見せたかっただけじゃないのかなぁ?って今は疑ってます。

 

そしてもう一つ。

後ろの席に座ってたお婆ちゃんがちょこちょこトイレに席を外しておりまして、ちょうど2回目のトイレから戻ってきた時にこのベッドシーンの最中だったんですけど、

「ま、いやらし!」

って心の声ダダ漏れで発したので、ちょっとイラッとしたんで睨んどきました。

家で観てるんじゃないんだよ💢

 

1980年頃の大学生を演じためめ。今をときめくアイドルなのにちゃんと昭和の大学生でした。K−POPのことはよくわからないですけど、普段から色白で唇を赤くしちゃってる男性アイドルではこういった俳優業は難しいよね?って思います。昭和の時代にそういう人は居なかった…。当時の街並みも再現していて、昭和好きな私には何だか懐かしい…見ていて心温まる風景でした。欲を言うなら、数年後に青森まで小山内に会いに行った三角が何歳くらいの設定だったのかが後からじっくり考えないと分からなかったのが…💧

大学生の頃から数えて20年後くらいだから、40代?

しかし、最後、アラフィフとなった三角が、2回目の生まれ変わりを果たした正木瑠璃=見た目は7歳の緑坂るりと出会って嬉しいのか???私にはさっぱり分からん!!

 

中身だけじゃダメでしょう?

姿かたちも含めて瑠璃を好きになったと思うんだけど???

 

 

この映画で、私は自分が『人の中身だけでは判断できない人間』であることが分かりました。この歳になって自分を知れてよかったよ。

ありがとう、めめ🖤

 

 

伊藤沙莉さんの娘の“るり”は漢字じゃなくてひらがなだったんですね。訂正します。