pino-milkのブログ 〜日々そこはかとなし〜

趣味は人間観察。令和の吉田兼好と呼ばれたい。

娘、サクラサク

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先週、娘が附属推薦で受験した大学の合格発表がありました。

 

合格🌸🌸🌸

 

よかった……。

 

 

過去に学内選抜で受験資格を与えられた生徒で不合格という結果になった先輩方はいらっしゃらないと娘から聞いていたので、普段の生活態度もクソ真面目だしテスト順位から見ても娘の立ち位置にそんなに不安を感じることはなかったものの、やっぱり入試って最後までどうなるかわからないもので…はっきりと決定するまでは心配で。やっと安堵しました。

 

本来ならこれからが入試シーズン到来の時期に早々に決定しているので、学校側も合格者を遊ばせないようにするためか?共通テストを受けることが合格の条件になってます。娘よ、まだまだこれからも日々勉強だよ、わかってる?

 

クチでは「私はそんなに心配してなかったから、合格って聞いても『別に〜』って感じ。そんなに嬉しい訳では無い。」とか強がっている娘ですが、一報を聞いてからというものめちゃくちゃ上機嫌です。ずっと喋ってきます。絶対に安心したはずなのに、素直じゃないね。

そして私にまとわりついてきます。

「ママ、あったか〜い!」

「寒いけん、くっついてるだけ」

って言いながら、膝に乗ってくるのはナニ?

反抗期を過ぎたとはいえ、もうすぐ18歳の娘の尻を受け止めるのはツラい💦小さかった時と同じように、私が膝伸ばしてる時でも容赦なく乗っかってくるので、あらぬ方向へ負荷がかかって膝が痛い…やめて欲しい…⤵️もう、アナタはあの頃のサイズではないんだから!

娘が反抗期の時はすっごく寂しかったけど、今はちょっと鬱陶しい💦このブログのことも秘密にしてるから娘がひっついてたら全然書けないし…贅沢な悩みです。

 

 

さて、私もここに至るまでこの5年くらい、娘の進路については色々と思うことがあったものの、結果が伴わないと語れないな…と思っていたので、これを機につらつらと記していきます。

 

まず前置きとして、福岡の高校受験は基本的に第一志望を公立高校に設定する傾向が強く、私立高校は滑り止めとして受験するパターンがほとんどです。そして長く住んでいれば、学校名を聞いたら大体どのくらいの偏差値なのかもわかります。特に公立高校は。

このことは博多華丸・大吉のお二人もよくテレビ番組で話していますし、ずっと福岡に住んでいる私自身、社会に出てから〇〇高校出身という話をした途端、相手の態度が柔らかくなったことがあったりなかったり……うまく活用させてもらってます(笑)。

このブログでも高校ネタを使わせてもらってましたし。

 

pino-milk.hatenablog.com

 

ま〜、まあまあな進学校だったんですが、私自身はあまりヤル気のない高校生でしたので家から通える地元の私大に進学できればいいかな?くらいの欲しかなく…💦当時も確かに関西圏や関東圏に進学した同級生もたくさんいたんですが、私の心は全く動かず。

当時、実家を離れるという考えを一切持たなかったのは何故なのか?いま考えても全くわからないくらい、自然な流れでそのまま地元の私立大学へ入学。あ、恐ろしく数学の成績が悪かったので国公立大学を受験することはハナから考えてませんでした。(それは娘も全く同じ状況です。)

私の青春時代の話はこのくらいにしておいて…娘の高校入試です。

 

あれは娘が中2の春、家庭訪問の日。

娘の担任の先生は音楽が担当の50代の女の先生でした。上品な雰囲気ながらもピシッと厳しい言葉も伝えてくださるベテラン先生。先生から「今の段階で行きたい高校ってあるの?」と質問されると娘が「●●高校に行きたいです」って照れながら小さな声で応えたんです。

え?初耳なんだけど???

私も戸惑いましたが、先生も戸惑ってました。

娘が行きたいと言った高校は偏差値的にはどっぷし中くらいの私立の学校で、中学2年の春の段階で『志望校として目指す』という対象ではないんじゃないか?まだ今は、もっと偏差値上位の学校名を言ってもバチは当たらんのじゃないのか?

そして何より…

ん?私の中では娘って大体、お母さんと同じ学校に行くもんだと思ってた…けど???

 

先生が続けて理由を娘に聞きました。

「制服がカワイイから…」

先生も母も、絶句!

 

でも、さすが先生。立て直しの理論をぶつけてきました。

「まだ今の段階で志望校として決めてしまう必要はないけど、選択肢を広げるために勉強はしっかりやっておきなさい。その学校に行くにしても、他に行きたい学校ができたとしても成績のせいで諦めなくてもいいように!」

はい、ごもっともです。

しかしどこまで本気かわからない娘のカミングアウトを受けて、母はめちゃくちゃショックを受けた家庭訪問でした。

 

ちょうどその少し前、春休みに個別指導の塾から集団?授業スタイルの塾に変えたところで、塾長との二者面談で「目標は母と同じ高校に入れること!しっかりご指導お願いします。」と伝えていたので、ああ…肝心の本人のヤル気がないとムリじゃん!ってガッカリしちゃいます。

ちなみにこの集団スタイルの塾がとってもいい塾で、部活で遅れたりした場合や宿題や小テストで分かってないなって思われる箇所が見つかると補講をしてくれます。集団と言いながらガッチリ個人個人の成績を見てくれてました。そのくせお値段もリーズナブルで、親としては大助かり。

二者面談でも納得いくまで高校や内申書の説明してくれました。

 

そう、娘が行きたいと言った●●高校こそが、今、娘が通っている私立高校なんです。

塾長と話していて、「うーん…大学進学まで考えると、この学校はお得じゃないか?」と思えてきたんですよね。

今、すっごく勉強をがんばらせて公立の進学校に入れたとしても、大学にストレートで行けるとは限らない。し、最近では進学校に行くような子は地元の私立大学なんて行かないんじゃないか?関東や関西に出る?娘の性格を考えたらそれはなさそう…ウチもそんなに財力ないよ?

頑張って進学校に入っても結局、地元の私大に行くんならね〜。

それに比べて附属高校だと、確証はないものの附属大学への門は(他よりは)開いてる?いま、そこそこ頑張れば大学入試の苦労は公立に行くよりかはラクなんじゃないか?しかも最終学歴は母と同じだよ。結局は最終学歴だもんね…。

 

とグルグル考えてたら、塾長が「いや、まさしくそうなんですよ!」と乗っかってきた。

福岡は(田舎だから?)私立高校より公立高校を第一志望に考える人が多いけど、東京や大阪だとその逆で私立を第一志望に選択する人も多いです。

 

ってホントに???

 

そうは言ってもまだこの頃の私は、まだ私立を第一志望にするのは却下と娘に伝えていました。とりあえず選択肢の一つとして考えて、今は全部、どの教科も手を抜くな!と。

 

そしてこの時の私は知りませんでしたが、約1年後、この学校を取り巻く状況が変わるのです。

 

 

長くなったので、今回はここまで。