秋の夜長に、お気に入りの深夜ドラマをご紹介します。
主演・黒木華さん、その弟を杉野遥亮さんが演じる『僕の姉ちゃん』
ユーモラスで辛辣な姉・白井ちはる(黒木華)と、姉に翻弄されるが素直に話を聞いてくれる弟・白井順平(杉野遥亮)は、両親不在のつかの間、二人暮らしをしている。
仕事を終え帰宅した部屋で、お酒を飲み、それぞれ好きなものを食べながら、恋・仕事・趣味・人生にまつわる会話を繰り広げる。姉弟だからこそのぶっちゃけトークで炸裂する“姉ちゃんの本音“は、一見ひねくれていて意地悪なように聞こえるが、実はしごく真っ当で、順平は妙に納得してしまう。
(番組公式 HPより)
昨年9月からAmazon Prime Videoで先行配信されていて一度全部見ているはずなのに、ご丁寧に地上波で2巡目です。そして、今週の水曜日には最終回です。このドラマに癒されてたから、ちょっと寂しい…。
弟の順平くん役の杉野遥亮さん。あんなにスラッと長身のイケメンなのに、このドラマでは役に徹していてイケメンオーラを消し去っています。順平くんはモテない新社会人1年生で、先輩社員の平岩紙さんからよく指導を受けています。シュンって落ち込んでたり、ちょっと納得いかない表情を浮かべてたり…かと思えば、密かに想いを寄せるカワイイ同期の言動に一喜一憂し、姉・ちはる(黒木華)に相談する。そこから始まるちはるの名言の数々。
弟よ…
アンタってさ〜、なんも分かってないね。
アラサーちはるの名言に、見ているアラフィフの私も膝を打つこと度々。
「姉ちゃんの浮気ってどこから?」
「家出るとき、もしものために勝負下着にしたかどうかが浮気ライン」
「勝負下着じゃないなら、あとは単なるアクシデ〜ント」
なるほどね〜。準備しちゃってる時点でアウト〜!ってことね。ナットク…。
「女子ってさ、一日中『カワイイ』って言ってない?」
「ちょっと順平!キミは何を寝ぼけたことを言っておるのだ?」
「女子にとっての『カワイイ』はもはや言葉ではないからね」
「じゃあ、何?」
「呼吸の一部。言わないと死ぬんだよ」
確かに!NOカワイイ、NO LIFE…。
生きてる証だったのね(笑)
黒木華さんのちはる姉ちゃんはちゃ〜んと家の中と外とで本音と建前を使い分けててリアルです。そして何よりオシャレ。恋愛を楽しむアラサー女子です。
いいなぁ〜。ちはる語録がもっと知りたい!と思って、原作である益田ミリさんの漫画を購入してしまいました。私はアラフィフだけど、アラサーちはるに世の中のことをもっと教えてもらおうじゃないか!?
でも、作者の益田ミリさんは1969年生まれだから、やっぱ私より年上か?
アタシ、思ったんだけど…この世で一番楽しい『読みもの』って、おいしいお店の『メニュー』なんじゃないかな?
それ『読みもの』じゃねーし!
ウチの夫も、初めて入った気になるお店の『メニュー』は、注文した後もずーっとすみからすみまで眺めています。「次来たら、何食べよっかな〜🎵」とか鼻歌まじりで楽しそうです。
女の子ってメニュー決めるの迷うよね〜。
あれも食べたい、これも食べたい、どっちがいい?なんて言ってさ。
「どっちがいい?」って聞かれて、アンタ。どうした?
オレ?他に選んだ料理とかぶんないように、決めてあげたけど?
アンタはフードコーディネーターかいっ!
女が「どっちがいい?」って聞いてきたときは、8割がた決めてるから、キミが選んではならんのだ。
マジかよ
あと「どっちも頼めば?」」はもう最悪!
選ぶ楽しさを奪ったうえに「料理残せない地獄〜〜」
はて…以前のそれスノ正月特番の中で、めめ(目黒蓮)がレンタル彼氏の仕事をしたら時給いくら?っていう企画で面接受けてて、模擬デート中、メニューを決められない女の子(役)に「もう、全部頼もう。シェアしよう。(料理が残らないように)全部オレが食べるから!」っていう男気を見せて面接官からかなりの高評価を受けていたのを思い出しました。そしてめめのレンタル彼氏としての査定額が時給75万円…ちはるさん、コレでも選ぶ楽しさを奪ったことになりますかね〜???
益田ミリさんの漫画は内容的にすごぉ〜く刺さるんですけど、絵が……ちょっと雑???ちはるさんがオシャレなモテ女に見えない💦から、脳内で黒木華さんに置き換えて読んでます。多分、ドラマの世界観がとってもオシャレで癒されるんですよ。ずっと見ていたい。
アマプラで3巡目いってきま〜す!!
ところで、私も最近、モヤモヤ?と思うことがあって、ちはる風に一声。
自分のことを『私って悪口を絶対言わないタイプ』って公言する人に限って、影で上司の悪口を率先して言ってたりするから、一番信用できないタイプ。
多分、それが悪口って本人は気づいてないだけなんだけど、自分はシロっていう上から目線の矛盾が気持ち悪くて…。始めに公言しなきゃいいのにね。