女の敵は、いつだって女なのよ
傷ついた心の絆創膏は新しい恋よ
男って、プライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ
男の子が言う「いつか俺はやるぜ」はあてにならないから信じちゃダメよ
一度や二度の失敗でくよくよするような男をつかんだら一生の不覚よ
相手を見定めるならランチからの方がいいわね。いきなりディナーは…だめよ
マイメロちゃんのママの毒舌名言を集めたコラボ商品がバレンタインに向けて『ITS‘DEMO』で発売されると知ったとき、マイメロ好きなウチの娘と「買いに行こうね💖」と約束していたのにぃ〜。
それが…
男はこういうもの、女はこういうものという決めつけが、多様性の尊重が叫ばれる時代に合っていない、時代遅れだとSNSで炎上して販売して中止になったらしい。しかも特に反感を買っているのが「女の敵は、いつだって女なのよ」らしく、聞き飽きた偏見だとの指摘も。
え?そんなに悪いことだったの???
「あははは!そんな見方や意見もあるのね〜」的にしか受け止めてなくて、どちらかというとあの可愛いサンリオキャラクターから発せられる毒舌を面白がっていたんですけど…あ、私もアウト側の人間なんですかね?ま、仕方ないか…昭和の人間だし。私にはそんなに間違ってる風には聞こえないんだけどな〜。
『男って…』って部分は、女も同じ。プライド高い人だっているし、「いつかやってやる!」ってパターンもあるから『人って…』っていう言い方だったらアリなのかな〜?マイメロママが娘に説くように、人生の先輩として我が娘に「こんな見方もあるのよ〜」って話してるかもですね。
というか、一番物議を醸している名言『女の敵は女』は、わかる〜!!って一番納得してしたんですけど?
例えば、つい最近…ここ3ヶ月くらいまで会社の給湯室清掃とか女性だけさせられてましたよ。それも女性の先輩達に強いられて。初めて総合職として新卒女子が入社してきたときも、女性の先輩(一般職)から『女性の仕事』として教えられていてビックリしました。え?総合職の男性と同じ成果を出さなきゃいけないポジションなのに、そこだけ『女性』なんだ…💦
その後、約3年前、事務所がお引っ越ししたのを機に女性だけで日替わりで回していたお茶当番(給湯室清掃のことをウチの会社ではこう呼ぶ)を課ごと週替わりの運用に会社は変えたんですけど、やはり先輩女性社員の「男性がお当番をすると、仕上がりが汚い」という声が耳に入ってきて、“課ごとアウト”の烙印を押されたくないため、結局、お姉様方の圧力に負けて課単位で女性だけでお当番を回す運用になりました。個人的には内心、男性だろうと『掃除の仕方』をコツコツ教えたらそのうちキレイにやってくれるようになるんじゃないの?と思いましたが、お姉様方にわざわざ歯向かう労力もバカらしくて。
そうなってくると各課の構成によって女性1人の部署は1週間ずっと1人でお当番をするハメになって「休暇や在宅勤務のスケジュール調整が難しい」というクレームがどこからか上がってきて、今は総務課が給湯室周りのことは一手に引き受けるようになりましたが。
マイメロママの言う『女の敵は女』の意味するところが何なのか私には分かりません。嫁と姑みたいなことなのか?女同士のマウント合戦のことなのか?でも私が感じたのは女性が社会進出をして組織の中で昇格できそうなときにそれをジャマするかのように足を引っ張るタイプの女性のことなのかなぁ〜と勝手に想像してました。そんな環境では女性管理職なんてこの先ずっと誕生するはずもないよ。
しつこいようだけどさ、マイメロママの毒舌名言ってそんなに悪いことなのかな〜。
わざわざ販売開始直前で中止せざるを得ないくらい?
こんな意見もあるのね…単なるネタでしょ?って受け止められないくらいに、今の世の中、心が狭くなってない?厳しくなってない?なんも言えなくなるよね?
別にその言葉を強制してるわけではないのにね。
って悶々としながら、録画していたドラマを漁っていたら『もしも、イケメンだけの高校があったら』っていう新番組が始まっていた。生徒側の出演者はイケメンじゃない設定の細田佳央太くんしか判らなかったけど💦この悶々とした渦中の中でこのドラマを観ていると、容姿のことだらけの校長発言に
「おい、コレはアウトじゃないのか?」
と、私の中のセーフティラインがもう分からなくなってきました。
そしてEDで目に止まった文字
『原作・企画 秋元 康』
あ、そうなんだ……
このキーワードに関してのセーフティラインは認識しました。
…もう、このドラマ観るのやめとこう。
時間のムダになる恐れ大ですな。