pino-milkのブログ 〜日々そこはかとなし〜

趣味は人間観察。令和の吉田兼好と呼ばれたい。

絶対にその手にはのらない①

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私にはどぉしてもその術中にハマりたくないと心に誓っている創作者が3人いる。

 

その御三方は、おそらく「こういう風にすれば売れる」とか「こんなふうに見せれば世間に受け入れられる」とかいう『売れるメソッド』を知っている人たちだと私は思っている。だから、ずっと心の中で

「え?みんながみんな同じだと思わないでよ?私は絶対に引っかからない。その手にはのらない!舐めないでくださいます?」

そんな杓子定規な薄っぺらいメソッドに私はハマらない!

あなたの作品なんか、絶対に好きになるわけないんだから!

と常々心に刃を持って生きています。

 

 

ああ、なのに……『漂着者』……面白いじゃないか…💦秋元康の思惑にまんまとひっかかっている自分に気づいてめちゃくちゃ悔しい…きぃ〜〜っ!

 

秋元康の術中にハマるパターンはいくつかある。
①始めから作・演出や企画に秋元康が携わっているのを知っていて 「ふ~ん、どんなもんか見てやろう!」「けなすにも中身を知らないことには何も言えないし!」という悪口言う気マンマンの高飛車な態度で近づいて、逆にぎゃふんと言わされる『 ミイラ取りがミイラになるパターン』。
秋元康が関与していることを全く知らずにその作品に触れた途中で興味が湧いてきたところで気づかされて「あちゃ~!してやられたわ…」とまんまと引っかかって『悔しさで地団駄ふむパターン』 。
③自分が大好きだった作品が何十年も経ってから「実はあの作品は 秋元康の企画だった」と気づかされて知らない間に自分の日常の中に秋元康が住みついていることに驚愕する『 ホラー的展開なパターン』。

 

約25年前、デビュー当時のV6が主演した深夜ドラマ『Vの炎』 はまさにパターン③

pino-milk.hatenablog.com

 

もう最近では、秋元康に抗えないことを悟ってしまっている心境です。

 

特に私の個人的な趣味趣向ですけど、サスペンスの中でも「絵」とか「漫画」が事件のキーとなるストーリーにすこぶる弱い。ぞわぞわします。

おかげで『漂着者』は1話目からヘミングウェイが描く絵にぞわぞわが止まらず、グイグイ引き込まれてます。ああ、 もう、私の感性に直接訴えてくるのはやめて~!

 

そして先々週の5話目からキャスティングに違和感が…。
岸に全裸で漂着していたヘミングウェイ斎藤工の第一発見者でもあ る女子高生3人組ラペ、ペリ、リモのうちペリちゃんだけが出てこ なくなりました。その代わりペリちゃんのポジションにモルちゃんという別の女子高生役が?
私、実は気づかなくって…5話目の段階ではペリちゃん痩せた?くらいにしか思ってなくて別人だと気づかなかったんですよ。髪型も似てる感じだったし💦そもそも3人組の名前なんて覚えてなかったし。
でも6話目を見ていて「やっぱ、コレ違う人???」って疑問に思ってネット検索して初めて「3人組のうちペリちゃんがモルちゃん にすり替わってる説」を知りました。作中に何の説明もなくレギュラー出演者が別人にすり替わってるってどういうこと?
ペリちゃんが居なくなったのは何かの伏線か…と考える人続出です。仕掛け多すぎて無駄に神経張りつめて見なきゃいけないじゃんか💢コレは秋元康からの挑戦状なのか???

 

ああ…でも…ネット検索までしてしまった……⤵️
やっぱり今回も秋元康の術中にどっぷしハマってしまってるし…。
既にものすごい敗北感。

あ〜もう、秋元康の手中でいいように転がされまくってます。悔しい…。